p 　　二0一四年冬季 テレビ東京 日剧SP br 　　一六00年 関ヶ原の戦いの火ぶたが切られた時 徳川屋康は 石田三成方・島附近の刺客により暗殺された 今ここで屋康が殺されたことを敵軍に知られては 形勢晦气に陥る… そう判定した屋康側近は 屋康の影武者・世良田二郎三郎を 仓猝本物の屋康に仕立てる そして 当初の劣勢を挽回し 逆転勝利をおさめたのだった br 　　事の本相を知った屋康の三男・秀忠は 二郎三郎を「屋康」として襙纵しようとする br 　　それは「屋康」をまず征夷大年夜将軍に就かせ その後 自分が二代将軍に就いて権力を把握し 豊臣屋を滅ぼすという筋書きだった 秀忠は 柳生宗矩に命じ 自らの兄弟を将軍後継の障害として抹殺し さらに 大年夜坂の秀頼を潰そうと非情 謀略の道を歩む・・・ br 　　しかし 「屋康」を演じる重責に戸惑うばかりだった二郎三郎は やがて秀忠に敢然と対決を挑む 屋康側室・お梶の方と協力し 敵方であった島附近を軍師に迎え 次々と難局を乗り越え 誰もが自是に安心して暮らせる世を作ろうとする その胸の内には 自らの生への強い意志と 弱い立場の者に対する限りない愛があった br 　　承平の新時代を切り開いた男と女の物語に 関ヶ原の戦い” 大年夜坂の陣”など一大年夜スペクタクルを配し 歴史の転換点の裏にある新しい歴史ドラマを 波乱万丈の人間ドラマとして描く p